生まれは岐阜県関市。
自然に囲まれたところで、子供の頃は長良川の支流の板取川でよく泳ぎ、魚取りをして遊んでいました。
父は何でも自分で作る人で材料となる木材は家の周りに転がっていて、私はそれを
いつも削ったり、釘でくっ付けていたりして遊んでいた記憶があります。
作業小屋が庭にあり、そこにはあらゆる木材加工の道具があって、子供には天国のような場所でした。
見よう見まねでカンナ、ノコギリ、ノミ等を使っておもちゃを作って遊んでいたのを思い出します。
<流木作家になった動機>
2008年、偶然長良川で拾った小さな流木を家に持ち帰ったのが始まりです。
その流木は小さな木の枝でしたが角が川底の砂、岩に削られてすっかり丸くなり、表面も
灰白色になり、所々に穴も開いていました。
人工では作り出せないフォルムと色にすっかり魅了されてしまいました。
その時、これで何かを作りたいとういう強い衝動に駈られました。
それ以後、ずっと流木に魅了され、作品作りを続けています。
誰からも作り方を教えて頂いたことはありません。
工夫して作ることが私にとっては無上の喜びです。
作品を作るうちに次第に技術を取得して作品の種類が増え、また評価も頂けるようになり、作家になる決意をしました。
作品は小さなキーホルダーから大きなベンチまで作りますが、得意なのは花台、棚、
そして流木を削って作る動物の木彫りです。
<作品への思い>
工芸品とは違う手作りでオリジナリティーの高い作品を作り、
購入者に所有する喜びを感じて頂くことを目指しています
<それを目指す理由>
大量生産された商品があふれていますが、一目で誰の作品か分かり、作家の人柄まで
分かるような作品はより、魅力があります。
「作家の私が作ることを楽しみ、楽しむことが向上心を産み、更に良い作品作りに繋がる。」
「何度見てもあきない。」そんな作品を顧客に提供します。
〈作品の特徴〉
○流木を素材として自分が考えたデザインと独自の技術で独創性のある作品を作る。
○作品のパーツとしてイスや木彫りの素材は流木の丸太からチェーンソーを使って製材を
しています。素材は購入するのではなく、自分が見て作品に適した流木を選んでまず、素材から作ります。他では手に入らないオリジナル素材です。
作品を作り上げるのに時間はかかりますがオリジナリティーを優先しています。
Histry
・2012年10月 アトリエ参道初出店 ・2015年9月26日~27日 瀬戸市「招きねこ100人展」出展
・2013年4月 多治見クラフトフェア出店 ・2016年3月12日~4月2日 瀬戸市「窯のひろば」作品展示
・2013年10月 アトリエ参道初出店 ・2016年4月9日~4月10日 名古屋市「覚王山春祭り」出店
・2014年5月 あすけクラフトフェア出店 ・2016年5月3日~5日 足助町「わかばクラフト市」出店
・2014年10月 アトリエ参道初出店 ・2016年5月7日 名古屋市代官町「日陶連マルシェ」
・2015年2月1日~28日 ギャラリー『木影』出展
・2015年3月28日(土) Tanecafe 流木時計ワーク
・2015年5月3日~5日 あすけクラフトフェア出店
・2015年3月 Tane Cafe 委託販売開始